宇宙論

最近というかちょっと前に読んだ相対性理論の本の中で若干のスペースが宇宙論にも割かれており、宇宙論にもちょっと興味が出てきた。
これは考えれば考えるほど不思議な世界だ。
宇宙の大きさは有限であるのか否か、という疑問。果てが無い空間、というのは生理的に受け入れがたい。かといって果てがあると仮定すれば、ではその果ての外に有るものは?という疑問が湧いてくる。
端と端が繋がった形状である、とすれば一周して元の場所に戻ってくることになるが、端と端が繋がっていて一周すると元の場所に戻ってくる三次元の空間というのも想像しがたい。
球の表面のような、一周して元の場所に戻ってこれる、果てはないが距離や面積は有限であるもの、であればイメージできるのだが。
そもそもが三次元の空間で、地球にある一般的な距離と時間しかイメージすることのできない普通の人間にはその形の端を捉えることすらできない形状であるのが宇宙なのかもしれない。
まあ研究している人たちががんばってるんだろうけど、おそらく自分が死ぬまでには分からないんだろうなあ、これは。理論と科学がこれから先時間をかけて成長していくと分かるようになるんだと思うけど。そう考えると自分の寿命があと2000年くらいあればなあと思う。それか、死ぬには死ぬけど今の記憶を持ったまま転生できる、とかでもいいけど。
とかく宇宙を調べるには人の寿命は短すぎる、というのが大変残念だ。もう少し遅く生まれてたら火星の表面に地衣類が育つところなんかをリアルタイムで見られたかもしれないし、さらに遅ければ樹木が育ったりするテラフォーミングなんかも見られたかもしれないと思うと大変残念。もっと遅ければ第1回火星入植者募集、とかに応募できたかも。んでそれから200年くらいすると地球からの火星の独立を目指す火星政府と地球の政府の星間戦争、とか。そこまでいくとSF、というかパワードールっぽい。まあ二足歩行の戦闘用ロボットはいつまで経っても出来ない、というか作る必要性がそもそも無いのには変わり無さそうだけど。